約 5,328,850 件
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/288.html
サルステーネの必殺技。効果範囲も広く、威力もそこそこ。闇属性のため、それに弱いユニットの体力を削ることができる。もちろん悪魔相手に効果はほとんどない。 -- 名無しさん (2009-10-11 17 23 21) 1.73で麻痺付加効果が付いた。魔法で技術をブーストすれば、かなりの広範囲の動きを止めることができるかも? -- 名無しさん (2009-10-30 23 56 47) ゴート軍のようにファイター系ばかりだと動きを完全に封じられてしまう事が多い -- 名無しさん (2010-01-08 08 47 25) 突撃してきたナイト部隊の足を黒龍剣で止めた後、ヨネアのエクスプロージョンを発動すると敵軍に多大な被害を与えられる。 -- 名無しさん (2010-03-09 19 57 10) サルステーネを強キャラたらしめている最大の要因であり人間相手ならこれ一つで戦場をひっくり返せるすごい技。 しかし悪魔、リザードマン、ドワーフと序盤の強敵は皆麻痺耐性持ちだったりする。 -- 名無しさん (2010-03-10 01 28 15) Ver5.9で見た目が変わった とてもかっこいいので一度ごらんあれ -- 名無しさん (2013-05-18 20 15 45) うねうねするようになった -- 名無しさん (2013-05-24 04 56 22) かっこいい(困惑)? これじゃない感がすごい。 -- 名無しさん (2013-05-24 10 24 12) かっこよくないがこれはこれでアリ 滞在時間が長すぎて強すぎるが、生き物みたいに動くのはすごい -- 名無しさん (2013-05-24 13 25 46) どっちかというと純粋にゲームを遊んでるプレイヤーより 自分でオリシナ作ってる人が見て楽しい系なのかな チート級の強さは変わってない -- 名無しさん (2013-05-24 16 35 51) ファルシスで相手にするときはちゃんとLS活用して麻痺耐性をつけよう 魔術師とか突撃で楽勝wwwwサルステーネも数で押せるwwwとか思ってると死ぬ(もっぱらネアトンが) -- 名無しさん (2013-05-24 16 36 40) 正直召喚肉壁もなしでサルステと戦うなんて、かなり自殺行為なんですけどね。 -- 名無しさん (2013-05-24 19 18 01) 新・黒竜剣の怖いところはその召喚肉壁を越えてこっちまで来たりすること 麻痺耐性がない前衛、脆い後衛はデコイの直後に控えずしっかり距離を取ろう -- 名無しさん (2013-05-25 08 06 34) 視界制限があるとうねる黒竜剣が敵にどの程度被害を与えたか分かりづらく 見た目的にもすぐ消えていまいち。システムで割を食ってる感がある -- 名無しさん (2013-05-25 21 20 37) 広い範囲をうねうねと動き続けるので麻痺を解除してもすぐに麻痺る その間にサルステーネ他が突っ込んできてオワタ -- 名無しさん (2013-07-30 10 30 49) 昔はセレンの青竜剣がめっちゃ強かったイメージがあるけど、 最近のverではこっちのほうが強い。 -- 名無しさん (2013-08-01 17 17 43) 若干用途が違う感じではあるけどね 黒竜剣だと単騎無双はちょっと厳しいけど、大軍同士がぶつかるときはこっちのが怖い -- 名無しさん (2013-08-01 20 45 58) グリーンウルスでやってると本当に対処に困る 雪巨人さんただでさえ麻痺に弱いのに、治療できる味方いないし、召喚壁も作れないし ポートニックのトルネード頼みしかないのか… -- 名無しさん (2013-10-30 22 41 48) 一番の強みは突撃の怖いファルシス騎士団を停止できること。 範囲で麻痺らせ、さらには敵を過ぎてからも誘導持ちなのか敵の方向にUターンして追いかけ回すためにほとんどの相手をとめられる 耐性持ちが多いことが残念だが、十分に強い必殺技。敵にまわるとうねうねで避けにくく、一度避けてもUターンしてこっちに向かってくるので非常に厄介。からうちさせても十分な距離がないと誘導で本隊に突っ込んでくる。 -- ひかる (2014-03-26 16 00 42) 突進守るなら昔の波状のが良かった -- 名無しさん (2014-03-26 18 38 18) 昔は地裂斬みたいに放射状にブワーって広がったから恐ろしい技だった 今は大して脅威ではないけど、ファルシス騎士団を初心者がプレイするときは絶望を味わうかも? -- 名無しさん (2020-06-04 19 57 47) うねうねと動くので、ファルシスなどでは馬さばきで避けることも可能 後衛が麻痺して狩られるリスクがあるので厄介さはかなり高い -- 名無しさん (2023-06-23 09 22 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/510.html
リューネ騎士団の竜使い一族出身。しかし、竜使いとしては落第点であり、廻国修行の旅に出ていた。 相次ぐ戦乱で騎士団のドラゴンにも被害が出てくると、竜使いとしてリュッセルに呼び戻された。 だが、各地の情勢を知りたがった軍師・ガルダームに引き抜かれると、副軍師として頭角を現すようになる。 リジャースドの侵攻では、リュッセル城を守り抜けずに敗走、ガルダーム共々北方で孤立する。 ガルダームの捨て身の策で、敵中央の突破に成功するが、ガルダームは帰らなかった。 パーサにて騎士団との合流を果たすものの、都督代・セレンに対する怒りが騎士団分裂を決定づけてしまう。 以後、リュッセル帰還を目指すミシディシに従い、ガルダームの仇を取ろうとする。 なお、かつて動物王国を立ち上げたビーストテイマーの王に心酔している。 騎士団分裂のきっかけとなる発言をしたり、結局はリジャースドに敗れたり あまり軍師としては有能じゃなかったような気もw -- 名無しさん (2011-04-01 10 28 46) ミシディシの引き立て約だよね最近は -- 名無しさん (2023-12-12 18 16 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/318.html
ラクタイナ、シャルロット、キオスドールなどの一部人材が使用可能。 ほぼ吸血のみしかない暗黒系陣営にとっては貴重な回復手段。 特にキオスドールは幻影ブレスによる魔吸があるので連射が可能。 -- 名無しさん (2009-10-10 22 04 57) 気付いたらオールネクロキュアと共に消えていた といより、名前がネクロヒール、ネクロキュアに変わった? 現在ではキオスドールはオールヒール、オールキュアの習得に変わっており、 使えるのはラクタイナとシャルロットの二人だけになっている -- 名無しさん (2012-08-04 17 21 19) エルティアも使える -- 名無しさん (2020-03-14 20 23 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/830.html
初期領地数 56 初期勢力数 16(sc1)、9(フリーモード) 初期クラス数(召喚除く) 19 主な種族 人間、エルフ、獣人、妖魔、竜人 主なクラス ソルジャー、騎士、魔法騎士、アシガル、モンク、ビースト、ハーピー、ホースマン、ゾンビ、ドラゴニア、シーフ、ニンジャ、アーチャー、メイジ、エルフメイジ、サモナー、エルフサモナー、シャーマン、プリースト 訓練上昇値 1 備考 期待。現状平均レベルが20いかずに終わってしまいがちなので高レベルで覚える技がなかなか見れなかったりする。 個人的には人材死ぬモードとゾーン待ってます。とにかくイベント増えてほしいです。 城がそれぞれ作りこまれてるのは良いです。 -- シェニス。 (2011-09-27 22 17 55) 二次創作モノとのことだが、元ネタ知らなくてもそれほど問題にはならなかった。 今後に期待。 -- 名無しさん (2011-10-09 04 14 35) 結構人材とか世界観好きだったんに・・・ いつの間にか消されてたんやな -- 名無しさん (2012-08-23 11 45 36) めちゃおもろい -- 名無しさん (2023-10-03 18 32 17) 元のdragonforceはスペクトラルフォースのスタッフと一部一緒でほとんど同じ系統のSLG。版権に問題があって消したと思われる。 -- 名無しさん (2023-10-03 20 39 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/460.html
生来魔族の血をその身に宿している少女。彼女のような体質の者は「人魔」と呼ばれ稀な存在とされている。 魔王の召還により大陸の瘴気が濃くなったが故に魔族の容姿に近づき、そのため迫害を受け故郷を追われる。 放浪の後、闇のカリスマであるニューマックに無意識に惹かれ、彼がリュッセル・オーダーを出奔した際にも行動を共にした。 この際にラクタイナによって魔族の血を急速に覚醒させられたため、彼女の中の人間の人格は完全に消滅している。 ニューマックのパーサ・パクハイト建国の際には北王に命じられた。 パーサに最終的にいるならマトモなコトにゃなってないだろうなー、と妄想。 パーサリューネ関連はななあし氏に構想がおありなようなので、 採用は見送って頂いて全然構いません。ただの妄想だしコレ -- 妄想書いた奴 (2009-12-31 04 24 11) 「構いません」? -- 名無しさん (2009-12-31 08 50 59) みんな、スルーだ! -- 名無しさん (2009-12-31 10 28 07) 普通に良い! 列伝だ! スルーなんてせぬぞ -- 名無しさん (2023-10-04 09 54 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/1158.html
ラクタイナ専用のクラス。ベースはマジシャン系。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/722.html
おい、フーリン 「おい、フーリン。竜騎士どもを殺してこい」 「わかりやした!」 クイニック⇔リュッセル間の海峡での何度目かの空中戦。大義に燃える竜騎士たちは 善戦するも百戦練磨の悪魔たちに押されつつあった。とりわけ、悪魔たちの中で花形とも いえる戦いぶりをしていたのが最速の悪魔・フーリンであった。 「シェアアア!」 「は、速い!」 竜騎士たちは大陸でも駿速で鳴る精鋭たちであったが、彼ほどの相手と戦ったことは無かった。 爆音に近い風切り音を上げつつ迫る黒影。その速度を一切殺さずに投げつけられる槍は狙い違わず 三騎を射ち落とし、続いて繰り出される蹴りは歴戦の将を叩き落とした。 「ヒュウ♪ 竜騎士ってのも大したことねぇなぁ」 槍を投げ尽くした彼は一度、本陣に戻ることにした。身軽になった体を風に遊ばせつつ、 楽しげに、どこか物足りなさそうに西の空へと消えていった。 「我が軍の攻勢に、奴らは成す術なしです。 ここは一気にリュッセルへの上陸を図るべきかと」 常に慎重なパルスザンが更なる攻勢を示唆してきた。今がその時。悪魔たちは勇み立つ。 「……そうか。さっさとケリをつけよう……。 おい、フーリン。あの赤毛の小娘を殺してこい」 「了解!」 リュッセル北での戦いがはじまった。魔軍優勢の状況は、未だ覆らない。 「フーリンの野郎にばっかいい格好させるな。野郎ども、殺りまくれ!」 「イーッ!」 ショハードの隊が自慢の豪弓にて矢の雨を降らす。それだけで何騎もの竜騎士が戦闘不能になる。 戦功を譲るまいとしたその斉射が皮肉にもフーリンを援護する形となった。 「我が隊も防ぎ矢をいたせ!」「速い! 奴だ! フーリンが来たぞ!」「馬鹿言え、誰が追いつけるんだ!」 最低限の装備で飛び出したフーリンは雑魚には目もくれない。目指すはただひとり。 「奴の狙いは御館様だ! セレン、我が隊ではお前が一番速い。行け!」 「間に合え……間に合ぇーーー!!」 間に合う筈も無い。フーリンは早くも目標を捉えていた。投げ槍に手をかける。 忙しなく指示を飛ばすアルティナはこちらに気付いてすらいない。チャンスだ。 「白銀の結晶よ。天空を貫け。ブリザード!」 「!?」 リューネ、魔王軍双方にとって予想だにしない援軍が駆けつけた。その魔力――絶大。 「フーリンが死んだ!」 「馬鹿、まだ死んでねぇよ」 だが、フーリンは大きなダメージを受けた。そこに、鬼気迫る形相の青竜の騎士が追いついてきた。 「アルティナ様を傷つける奴は、許さない!」 負傷しているとはいえ、フーリンを相手に一歩も退かぬ戦いぶりをする。 これ以上は無理か。舌打ちし、だが、どこか楽しげにフーリンは退却していった。 危機から脱し、心強い援軍を得たリューネ騎士団は盛り返し、 悪魔たちをリュッセルから追い出すことに成功した。 「作戦を練り直す必要がありますね。一度退きましょう」 「……そうか。止むを得まい」 俺はどこまでも行ける…はず -- 名無しさん (2012-08-04 13 11 12) つえー -- 名無しさん (2023-04-30 11 18 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/782.html
セレンとアルティナ 「父上ー!街へ買出しに行って参ります!」 まだ幼いであろう少女が出掛けざまに言った。 ここはリュッセル東より少し北、ちょうどリグナム火山との中間地点に位置する小さな集落。 ここでは手に入らない物も多い為、たびたび街まで出る必要があった。 「ここいらもまだまだモンスターが多い。十分気をつけるのだぞ。」 「大丈夫です!いざとなれば父上から教わった剣術がありますから!」 「まだ剣を持てるようになったばかりのくせに何を言っておる!日没する前に早く言っておいで。」 この少女の名はセレン。ここリュッセルはリューネ騎士団が長らく支配しており、治安を保っている。 しかしその裏では、騎士団と在郷騎士との間に対立が根深く存在しており、在郷騎士の家系の者はリュッセル東、 リュッセル北といった大きな街に住める状況ではなかった。 彼女の先祖が騎士団から追放された事をきっかけに彼女の一族もまた、この地での生活を余儀なくされていた。 (雲行きが怪しくなってきたな・・・。) 黒く澱んだ雲が頭上に見える。不気味なくらいゆったりとした風。セレンは自然と小走りになりながら街へと向かう。 ようやく街が見えてきた。まだ雨が降らない事に安堵しつつ、それでも頭上が気になる。 っとそこに慌ただしく城に向かってかけてく1騎の竜騎士が目に入った。 (あんなに急いでどうしたんだろう・・・。) ふと竜騎士が来た方角・・・セレンの住む集落がある方向に目をやる。 ドドドドドドドッ!! けたたましい轟音と共に土煙が立ち上っている。 (あれは・・集落の方向に向かってる!!) セレンは咄嗟に駆け出した。 「!!」 見た事も無いマンティコアの大群。集落はほぼ全壊。見るも無残な状況であった。 「ち、父上・・」 消えそうな声で呟く。生きている人間がいるとは到底思えない。 セレンはすぐにでも家に駆けつけたかったが、これほどの大群の前にして足がくすみ動けけなかった。 しばらく頭が真っ白になる。気づいたらその場で座りこんでいた。 どのくらいの時間がたったのだろうか。破壊し終わったのかどんどんマンティコア達は別の地へと駆け出していく。 セレンは我に帰り、自分の家へと駆け出した。 セレンの家も当然崩壊していた。そこに目をやると瓦礫の下から人間の上半身が見えた。 「父上!!父上!!父上ーーー!!!」 悲痛な叫びが響き渡る。 「・・・ぅ・・セレンか・・・・。」 「父上!!良かった、生きてる・・!今助けます!」 「ガルルル・・」「ガゥゥゥ・・」 「!!」 さっきの叫び声で残っていたマンティコア達が集まってきてしまっていた。今にも突撃してきそうだ。 「私が守らなきゃ・・私が・・・!」 気持ちとは裏腹に足がすくみ、手が震える。剣を抜く事さえもままならない。 先日初めて剣を習ったばかりでモンスターと戦った事など当然ながら一度もなかった。 「・・・セ、セレン・・・逃げるんだ・・・。」 (私が守らなきゃ私が守らなきゃ私が・・・。) 父の声はすでにセレンには届いていない。 「うぉぉぉぉ!!!」 ドドドドドドドドッ!! セレンが突撃すると同時にマンティコア達も突っ込んできた。 「・・!」 横に吹っ飛ばされるセレン。瓦礫に衝突する。 「うっ・・。」 頭を打ってしまい意識が飛ぶ。その直前に見えたのは赤い色だった・・・。 「ん・・。」 目を覚ますとセレンはあたりを見回した。 (どうやらベッドで寝てたみたいだ。どこだろうここは。) 「ようやく目を覚ましたか。」 横から声がしたので振り向くと見知らぬ騎士が立っていた。 「・・ここは?」 「ここはリュッセル城。本来ならお前のような者が入れるような場所ではないが、他でもないアルティナ様のご意思だ。」 「・・アルティナ様?」 「な・・お前、アルティナ様を知らないのか?! とんだ野郎だな・・。今回の暴走マンティコア討伐も指揮されていた。お前もアルティナ様がいなければ今頃亡き者になってたんだぞ!」 「・・・。」 意識が飛ぶ前の事を思い出してみる。前から敵が来てるはずなのに何故か横に吹っ飛ばされた。 (そうか・・・あれで私は助けられたのか・・) 「・・!!父上は?!」 突然の大声にびくっとなる騎士。 「せ、生存者はお前だけだ。」 「え・・・・・・。」 悲壮や絶望に彼女が支配されるのに時間はかからなかった。 (そんな・・そんな事って・・・・。) (・・・父上・・・・・・・・・・。) 「おい。」 (・・まだ生きていたのに・・・。) (・・あの時立ちつくしていなければ・・・。) 「おいって。」 (・・あんなモンスター簡単に倒せる力があれば・・・。) (・・私は無力だ・・・・・・。) (・・・・・・・・。) 「おいってば!」 「!・・・はい。」 「ったく・・。さっきも言った通りここはお前のような者が居れる場所ではないんだ。意識が回復したならさっさと立ち去れ。」 (そう・・。父上も言ってた。騎士団と関わってはならん、って。) 「分かりました。失礼します。」 夜も更け、冷たい風が吹き荒れる。行く当ても無く、ただただ北へと騎士団から離れるようにセレンは歩いていた。 その足取りは自然と今は無き集落へと向いていた。 (一人に・・なっちゃったな。) そんな様子を嘲笑うかのように木々はざわめいていた。 (うぅ・・・寒い・・・・。) (これから・・どうしよう・・。) そんな事を考えつつ答えもでないまま気づいたら集落についていた。 壊された家屋は綺麗に片付けられ、そこにはお墓が立ち並んでいた。 (騎士団と在郷騎士は対立してるって話なのにこんな丁寧に埋葬されてる・・・。) (この集落の出である私をお城で休ませてくれたり・・。) (・・アルティナ様、かぁ・・・。) 引きよせられるように父の墓の前にセレンは向かった。不思議と刻字を見なくても場所が分かる。 「父上。何故私だけ生き残ってしまったんでしょう。」 当然、返事はない。 「父上。私はこれからどうすれば良いのでしょう。」 返事はない。 「ガゥゥゥゥゥ・・・」 「?!」 驚いてセレンが振り向くとマンティコア3匹がこちらを睨んでいた。 (まだいたの・・!に、逃げなきゃ・・!) (・・・・・・・・。) (・・駄目。ここで逃げたら皆のお墓が荒らされちゃう。) (・・助けを呼びに行ってないから騎士団は来ない。) (・・今度こそ私が守らなきゃ!!) 1匹セレンに突進してきた。 「父上、力を貸して下さい!!」 セレンは父の墓の前に刺さっていた剣を抜いた、と同時に斬りつけた。 「グギャァァ!!」叫びと共に返り血がセレンに降り注ぐ。 (うっ・・。あ、当たった!よし、次!) 振り向くと2匹とも突進してきている。 「いけええーー!」勢いよく斬りつける。 「グギャァァ!!」「きゃぁっ!」 (く、返り血が目に・・・。) すぐに目を拭き開くと、目の前には最後の1匹が。 「きゃああああ!!」 セレンは思いっきり飛ばされた。 (うぅ・・。痛い・・。) 軋む身体をなんとか立ち上げる。しかし、剣もどこかに飛ばされていた。 (剣が!!くっ・・。) 問答無用に突進してくるマンティコア。セレンとの間には父の墓が。 (このままじゃ父上のお墓が!!) 「だめえええええ!!!!!」 (・・・あれ。) 強く閉じていた目を開くと、何事もない墓と、氷付けになったマンティコアが見えた。 (は、はは・・・魔法うてちゃった・・・。) かくして辛くも勝利したセレンだった。力尽きたようにその場に倒れこむ。 寒さ、空腹、疲れ、痛み。とっくにセレンの体力は限界を迎えていた。 (父上。みんなのお墓守りました。でも疲れちゃったみたいです。皆の元へ行くのかな・・・。) それはセレン自身、望んでいるのか、望んでいないのか分からなかった。 (おやすみなさい・・・。) バサッバサッ「グルル・・」 「ん・・・。」 (あれ・・私は・・・。) セレンはあたりを見回すとどこか崩壊した自分の家と同じ雰囲気を感じた。 (また、助けられた・・のかな・・) 「っつ・・・。」 (身体が痛む・・。) 「おやおや、身体を起こしちゃいかん。」 奥から老婆の声が聞こえてきた。 「・・ここは?あの・・助けていただいてありがとうございます。」 「ここはリュッセル北近くの集落じゃよ。何しろ世にも珍しい青竜からのお届け者だからねぇ。そりゃ助けん訳にはいかないだろう」 「青竜?」 「そうじゃよ。ここいらじゃライムとよばれておる。 ほれ、そこにある剣と一緒に衰弱しきったお主が送り届けられたんじゃ。 血まみれだったのを見るとその歳でモンスターと戦いおったんかい?大したもんじゃ。」 指差された方を見ると父の剣が置いてあった。血は綺麗にふき取られてる。 「私は・・」 「とりあえず今はゆっくり身を休めるとええ。」 「はい、ありがとうございます。」 (今は・・力が欲しい。人を守る為の力。人を助ける為の力。) (もう誰かを失う悲しみ、何も出来ない悔しさはもう味わいたくない。) (今の私は無力過ぎる。他人はおろか自分さえも守れてない。) (今は力をつけよう。) それから回復したセレンはこの集落で剣の稽古、時にはモンスター退治にも参加して過ごした。 その成長ぶりは誰しも目を見張る物があった。この頃すでにこの集落内だけではあったが「神童」と呼ばれ始めている。 1年程たったある日の事。 (今日か・・。) 「少しの間、出掛けてきます。」 「今日は東の集落の皆の命日であったな・・。」 「はい、明日には戻ると思います。」 「うむ。ただし十分気をつけるのじゃぞ。確かにお主は強くなった。とは言え油断は禁物じゃ。」 「はい、心得ています。では、行って参ります!!」 1年ぶりの帰郷。本当はもっと早く帰郷したい気持ちもセレンにはあった。しかし、弱い無様なままでは皆に合わせる顔がない。 集落の一員でありながら集落を守る為の戦に参加出来なかった。そんな思いと葛藤してるうちに1年たってしまったのだ。 (モンスターに荒らされてたりしないかな・・。帰ったらお墓綺麗にして、雑草抜いて・・・。) そんな事を考えながらセレンは向かっていた。 集落がぼんやりと見えるまでの距離まで来た時、セレンは歩を止めた。 (あれは・・赤い竜・・・アルティナ様!?) セレンの目は遥か遠方のものまでしっかり見える程良い。 この1年アルティナは数々の功績を上げ、それは噂話としてセレンの耳にも入ってきていた。 それらはどれもセレンにとって好意的なものばかりであった。 (アルティナ様・・在郷騎士である私達の集落のお墓参りをなさるなんて・・なんとお優しい・・。) 涙ぐみながらアルティナをみるセレン。数多の感謝を直接言いに行こうか迷ったが、 それでもやはり「自分は在郷騎士である、近づいてはならない存在」という思いから歩を進めずにいた。 しばらく眺めていると墓参りが済んだアルティナは城の方へと去っていった。 感動しつつようやくセレンは歩を進め、集落へと入る。 驚いたことに墓石、その周辺は綺麗に手入れされていた。 (アルティナ様・・・。) さらに感動を深めるセレンなのだった。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/267.html
魔獣召喚Ⅱで登場 遠距離砲台としてそれなりに使えるが原作と比べると圧倒的に力不足。 -- 名無しさん (2009-09-25 23 56 13) ぶっちゃけティアマットのほうが使える。 -- 名無しさん (2009-09-29 03 57 03) 召喚ユニットの仕事は主に壁役だが、こいつの場合は紙耐久のため壁として成り立たず、スキルの射程距離がやたら長いため前に立とうともしない。しかもよほど数を集めない限りは威力は大したことがない。これを召喚できるまでには、レベルの上がりにくいデーモンを地道に育てないといけないため、正直割に合わない気がする。 -- 名無しさん (2009-10-05 10 18 33) 更新でダークレイが強化され、砲台として十分な火力を持つようになった。やはり壁にはならないので、全体のバランスを考えて召喚しよう。 -- 名無しさん (2009-11-07 07 04 45) 実はこっそり魔法防御も強化されているが、HPが低くなった。 -- 名無しさん (2009-11-07 07 12 11) あの弾速で相手の打たれ弱いユニットが沈んだときは本物のスナイパーよりスナイパーらしく見える。 -- 名無しさん (2010-05-11 17 48 42) ルナ限定だがムナードをリーダー、二番目にパルスザン、後ろをクロウボールにしたあとムナードを殺害すると各種耐性と魔力が上昇したクロウボールができあがる。 パルスザン自体もマジックを習得したため高威力のダークレイが期待できる。 -- 名無しさん (2010-10-01 02 33 55) 足場の悪い場所で数を揃えて召還すると強い。特にルーゼルやアスターゼの呼び出す高レベル個体は成長したナイトやソルジャーでも簡単に削れる。反面高速で移動する相手が苦手。距離をとりすぎるので逃げる敵への追撃にも向かない。 -- 名無しさん (2010-10-14 02 11 21) 多数運用することに意味がある移動砲台。ダークレイは射程が長い上に貫通力が高く、近づく敵前衛をモリモリ削れる。 ヨネアを操作する時はあらかじめ十体展開しておくと安全。直接の壁にはならないにせよ、高レベルであればヨネアに向かう敵をガンガン潰してくれる。 -- 名無しさん (2013-02-06 00 31 10) Fでは「このクロウボールは育つんですよ!」という謎のキャラ付けをされた -- 名無しさん (2020-04-04 21 09 27) 元ネタは烏玉 -- 名無しさん (2020-04-30 14 18 35) ティアマットでいいよね -- 名無しさん (2023-10-13 18 30 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/319.html
悪魔は状態異常耐性が優れているため、あまり使う場面はない。 -- 名無しさん (2009-10-11 00 36 14) 沈黙を喰らったリッチーにとっては大変ありがたい魔法。 -- 名無しさん (2009-10-11 07 57 16) 悪魔陣営の場合、ヴァイキングの幻覚ナイフ相手にも出番があるかも。 -- 名無しさん (2009-10-30 01 58 11) ↑よう、11年ぶりの俺! -- 名無しさん (2020-03-14 20 22 52) 名前 コメント